これが私の人生を狂わせた最初の出来事だと思う。
卒業文集で「将来なりたい職業」と「たぶんなっているであろう職業」を書かなければならなかった。
小学生の私は特に将来の事など考えた事もなかったので、その時初めて本気で将来を考えたのだ。
学校の勉強はしたくないので大学とかには行きたくない。
そもそも学校で勉強した知識が将来役立つとはとても思えない。
大学に行かずに出来る職業は何だろう?
自分が好きなものは漫画だ。絵を描くのも好きだ。
これはたぶん漫画家が一番ベストなんではないのか?
そして出した結論はこうだ・・・
将来なりたい職業:漫画家
たぶんなってる職業:サラリーマン
・・・この時から私は漫画家にならなければならないという使命感に駆られ、サラリーマンにだけは絶対になってはならないという強迫観念に捕えられたのだ。
で、現在。漫画家にもサラリーマンにもなれてはいない訳だが、漫画家への夢は捨てた訳ではない。
そもそも「夢」とは「空を飛びたい」とか「カエルになりたい」とか、そういう叶いそうもない事を差す言葉だと思う。
少しでも叶う可能性があるものは「夢」ではなく「欲望」だ。
で、仮に今、イラストや1ページ漫画などではなく本格的なストーリー漫画を書いてくれって依頼が来たとしても私はやる自信は無い。
というかあまりやる気も無いし、そもそも漫画でやりたいネタが無い。
だから「漫画家になりたい」のは今の所「夢」なのだ。
でも死ぬ迄にスクリーントーンの貼り方ぐらいはマスターしておきたいものだ。
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